-
ブログ
フッ素の正しい上手な使い方‼️

こんにちは😃かじわら歯科クリニックです🦷🪥
以前お話しした「それって虫歯かも‥」のつづきのお話しです。
今回は、良く聞くフッ素についてです😊
フッ素が発見された事で、世界で虫歯が50%減ったと言われています🦷
絶大な虫歯予防効果があるフッ素の働きとは??
1️⃣歯を強くする:フッ素は歯の表面に取り込まれることで、歯の歯質を強化し虫歯になりにくくする働きがあります
2️⃣再石灰化を促進する:歯のエナメル質は、日常的に食べ物や飲み物によって酸にさらされています。この酸がエナメル質のミネラルを溶かすことにより、脱灰が進行し、むし歯が発生します。フッ素はこの脱灰された部分に働きかけ、再石灰化を促進します。再石灰化が進むことで、酸によって傷ついたエナメル質が修復されます。
3️⃣虫歯菌の活動抑制:フッ素は、むし歯の原因となる細菌の活動も抑制します。
特に歯が生え始めてから、小学校低学年くらいまでのお子様の歯はフッ素が吸収されやすく、この時期にフッ素を使う事で将来虫歯菌への抵抗力の強い歯を作ることが出来き、虫歯予防に繋がると言われています。
ちなみに新潟県では、保育所から中学校卒業までを対象に、学校でフッ素洗口を実施しています。
その為、新潟県が12歳児の1人あたりの平均虫歯本数が全国で最も少ない県となっています。
フッ素って本当凄いですよね👏
これがフッ素配合歯磨き剤を歯医者さんが勧める理由になります‼️
ただし、フッ素は正しく使えてないと効果が激減してしまいます。
大事なのは、1️⃣適正なフッ素濃度・使用量 3️⃣歯磨き回数 4️⃣うがいの仕方 です。
推奨濃度のフッ素配合歯磨き剤を使用すると、フッ素配合歯磨き剤の虫歯予防効果は、フッ素濃度によって違います。フッ素濃度が高い方が虫歯予防効果が高く、1000ppmを超えると、濃度が500ppm増すごとに予防効果が6%増加します。
・1日2回フッ素配合歯磨き剤を使用する事が大切‼️
歯の表面のフッ素は、徐々に溶け出して少なくなってしまいます。その為、1日1回の歯磨きより、2回の方が歯の表面にフッ素量を維持する事ができます。
就寝中は唾液がでにくくなります。唾液でフッ素が流れてしまわないので、フッ素を長時間お口の中に留まらせる事が出来ます。ですので、1日2回のうち一回は就寝前に磨きましょう。
・歯磨き後のすすぎは、少量の水で1回‼️
歯磨き剤に含まれるフッ素が薄まってしまうのを防ぐため少量の水で1回のみのすすぎにしましょう。そして、歯磨き後2時間程度は、飲食を出来るだけ控えましょう。フッ素が長時間とどまり、むし歯予防に効果的です。
市販の歯磨き粉にもフッ素配合歯磨剤は沢山あります。
歯磨き粉表面に高濃度フッ素配合(1450ppm)と書いてあったり、裏面の歯磨き粉の成分表に「フッ化ナトリウム」「モノフルオロ酸ナトリウム」「フッカ第一スズ」と記載されている物が、フッ素配合歯磨き粉です。これからは、購入の際に「フッ素濃度など」を意識してみるようにしてください。
歯を守る為に、ご自宅で積極的に高濃度フッ素入り歯磨き粉の使用をオススメします‼️
神奈川県鎌倉市梶原2-34-23 ⇒地図/アクセスはこちら
0467-38-5585
【診療時間】
平日:9:00~13:00 / 14:30~18:30
土曜:9:00~13:00 / 14:00~17:00
※休診日:水曜・日曜・祝日