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虫歯・歯周病を予防すれば生涯医療費は1000万円安くなる‼️

こんにちは、かじわら歯科クリニックです。
とてもオススメの本『0歳〜100歳までのこれからの歯の教科書』の内容を少しお伝えさせてください。
待合室にも置いてありますので、ぜひ手にとって読んでみてください。
0歳から予防すれば生涯医療費は1000万円安くなる‼️
例えば1本の虫歯を治療する場合、虫歯を削って型を取り、その後銀歯もしくはセラミックを入れる費用の総額は保険診療の銀歯で約1万円、自由診療でセラミックだと約10万円かかります。 日本の社会保障制度は、多くの方が国民皆保険という制度を使って3割負担で医療費をお支払いされていると思います。国民の皆が平等に医療を受けるという側面から見ると、非常に優れたシステムに見えますが、裏を返すと国民皆保険を使った保険診療では、診査・診断の制限、診療器具・診療材料の制限など負の側面もあります。
患者さんにとってベストな診療を行うにあたって、逆に保険診療での制限が弊害になる事がよくあります。患者さんの真の利益を追求しようとすると、保険診療では治療自体が難しい場面もしばしば遭遇します。
冒頭でお話した自由診療のセラミックなどは、型の取り方や材料も違えば技工士さんという作り手も違います。
自由診療専門の技工士さんが顕微鏡を用いて丁寧に時間をかけて作るセラミックと、保険診療専門の技工士さんが時間の無い中で、流れ作業で作る銀歯とでは大違いです。
また、汚れの付きやすさも違います。
・セラミックの特徴は汚れが付きにくく、劣化しずらい材質です。
・銀歯は汚れが付きやすく、変形しやすい材質です。 それと金属が溶け出るため歯茎が黒ずんだり、金属アレルギーになったりします。そのため、歯と詰め物の間に段差ができ、歯につける時に使用したセメントが劣化して溶けだし、虫歯菌が隙間に入り込んで虫歯が再発します。
銀歯が再治療になるまでの平均使用年数は、インレー5年、アンレー8年、クラウン7年です。
銀歯の再治療の原因で1番多かったのは、やはり虫歯の再発でした。
ですが、皆さん銀歯の下に虫歯が潜んでいることは大抵ご自身では気がつきません。
定期検診や痛みが出てから気がつくことがほとんどだと思います。
せっかく治療するなら長持ちして、虫歯になりずらい素材にしたいのは皆さん同じですよね。
永久歯は通常28本ありますので、単純計算すると1本十数万のセラミックが28本必要なら、セラミックのみで約300万円以上はかかってしまいます。
もし歯がない部分にインプラントが必要な場合は1本約40万円以上かかります。
お口の中が複雑になればなるほど、治療費は上がっていきます。
しかも、歯科医師が全ての難症例を治療できる訳ではありませんし、治療しなければならない本数が多いほどお金も時間も沢山かかります。
だからこそ、生まれてすぐの赤ちゃんが歯科医院を訪れ、親子ともに定期的に歯科医院に通うという習慣ができれば、虫歯・歯周病予防や正しい成長発育のアドバイスを行うことができます。
虫歯・歯周病になる前に、歯医者さんに行く習慣をつけて、今ある歯を温存できるように私達と一緒に口腔ケアを頑張っていきましょう!
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