お口の中に
銀歯はありますか?
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銀歯は年数とともに劣化し、歯との間にすき間ができます。すると虫歯菌が侵入して神経まで侵食されることもあります。また、銀歯は汚れが付着しやすいので、口腔内の環境を悪化させやすいことも知られています。そのため、虫歯の治療が終わった後も定期メインテナンスを受けて、再発しないことを心がけましょう。
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銀歯の縁は
虫歯の再発がしやすい場所時間がたつと銀歯の隙間から、少しずつばい菌(虫歯菌)がはいってしまい、虫歯になります。これを、2次虫歯といいます。
昔に詰めた銀歯の詰め物。治療した歯だから大丈夫。と思っていると、実は銀歯の下に虫歯ができているかもしれません。
※初期段階では、気づかない場合がほとんどです。 -
銀歯の部分のむし歯と歯周病のリスク
銀歯は汚れがつきやすい
銀歯の表面はとても傷がつきやすく、無数の小さな傷がたくさんついてしまい、古くなればなるほど傷の数も多くなります。そしてこの傷の中に細菌が付着してしまい、歯ブラシで少々磨いたくらいでは落とすことが難しくなります。また、銀歯は帯電しているのでプラークがつきやすい状態です。
銀歯は酸化・腐食する
銀歯はプラークが付着しやすいことから、酸化・腐食しやすい素材です。お口の中は食事によって高温、低温にもなりますし、酸性の食べ物も入ってくる過酷な場所ですから、こまめなケアを心がけましょう。
銀歯は歯に接着しない
銀歯を歯に装着する際は、セメントを使用します。このセメントは時間とともに溶ける特徴を持っており、徐々にすき間が広がります。そのため、細菌が侵入して虫歯を再発しやすい環境が形成されるのです。
銀歯は天然の歯と熱膨張係数が違う
銀歯は天然の歯と熱膨張係数が異なるため、温度による膨張・収縮により隙間ができて、そこから唾液が流入してセメントが流れ出て2次齲蝕になりやすいのです。
4~5年で劣化して虫歯が再発しやすい
上記に示したようにお口の中の過酷な環境で酸化・腐食し、熱膨張係数の関係でセメントが徐々に溶けていき隙間ができると、その隙間に細菌が入りやすくなり、中に虫歯ができてします。
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虫歯再発のサイクルを
とめましょう
虫歯のメカニズム
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虫歯菌は、糖質をエサにして酸を出します。この酸で歯が溶かされる状態を脱灰と呼びますが、食後は唾液で中性化が進み、再石灰化という現象が起きます。このバランスが崩れて脱灰が進行するのが虫歯のメカニズムです。
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初期段階の虫歯には、自覚症状がほとんどありませんが、侵食が進むと痛みや知覚過敏の症状が出てきます。歯科医院で定期的に検診を受けておけば、虫歯になっても歯を削らずに治すことができます。虫歯の早期発見・早期治療を心がけて日頃からお口のメインテナンスを受けるようにしましょう。
お口のケア -
虫歯の進行段階と治療法
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C1(初期)危険度★
虫歯ができ始めの状態。患部を削って詰め物をする程度で済みます。
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C2(軽度)危険度★★
虫歯が進んで小さな穴が開いた状態。患部を削って詰め物をする程度で済みます。
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C3(中度)危険度★★★
虫歯がさらに進行し、大きな穴が開いた状態。歯の根の治療をした後、かぶせ物や詰め物をします。
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C4(重度)危険度★★★★★
歯冠が崩壊し、根っこだけが残っている状態。虫歯が根の中まで進行し、抜かざるを得ない場合もあります。
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歯の根の治療
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根管治療の複雑性
根管とは歯の神経を包む管です。根管治療は根管内に侵入した細菌を除去することを目的としています。根管は非常に細く、曲がりくねっていたり分岐したりしているので、治療は高い技術が要求されます。しかし、根管治療が不十分だと細菌が残って抜歯に至ることもあるため、適切な根管治療は、歯の寿命を左右するとても大切な治療です。
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根管治療が必要なケース
歯がズキズキして痛みが取れない
虫歯菌が出した酸が歯の中の神経まで到達し、炎症を起こしている場合
歯が折れた、穴が開いている
ケガなどが原因で神経が口腔内に露出し、細菌に感染している可能性がある場合
痛くは無いが膿の出口があり排膿している
すでに神経を抜いていても、根管内部に細菌感染が起こって病巣ができている場合
歯周病で歯がぐらぐらしており、歯の歯髄神経が死んでしまった場合
何らかの理由で歯根の先から細菌感染が起き、神経に達してしまった場合
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かじわら歯科クリニックの根管治療
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マイクロスコープ
根管治療にマイクロスコープを使用しています。
マイクロスコープを使用することで、裸眼では見えなかった部分の把握が可能になるため、菌が付着している感染部位を確実に除去できます。 -
ラバーダム
唾液の中に存在する細菌が根管に侵入しないように、歯の周りに土手を作るためのゴム状のシートです。
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歯科用CTスキャン
歯科用CTは、レントゲンでは得られない、骨の幅や深さ、神経や血管の位置などを立体的に把握できる装置です。
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