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飲みすぎ注意⚠️ スポーツドリンクによる歯へのダメージ❗️

こんにちは。🍀
かじわら歯科クリニックです。🦷
暑い季節になり、熱中症対策としてスポーツドリンクを飲む機会が増えてきている方もいらっしゃると思いますが、日常的に飲むことで歯に負担がかかってしまうんです!!😵
その原因は、意外と糖質や酸が多く含まれているからなんです!!😵
酸によって歯が溶けることを酸蝕と言います。
酸蝕は大人と子供で歯が溶けるp Hの値が変わってきます。
※p Hとは溶液の酸性・アルカリ性の程度を表す物理量のこと。
大人がp H約5.5〜歯のエナメル質が溶けていくのに対し、子供はp H約5.7〜と大人よりも酸に弱いことが分かります。
スポーツドリンクはp H約3.5と酸性度が高めです。
また、糖質がどれくらい入っているか調べるには、ラベルの栄養成分表示を見て頂くと
糖質、炭水化物、果糖ブドウ糖が砂糖の量に相当します。
例えば、こちらのスポーツドリンクの場合
炭水化物が100mlあたり6.2gなので、500mlのペットボトルの場合約30g糖質が入っていることになります。
角砂糖1個3〜4gなので、約8〜10個入っている計算になります。😰😰
虫歯のリスクだけでなく、体にも影響してくることも沢山あります!
※糖尿病:体内のインスリンが糖を分解しきれなくなり、血糖値が高いままになると起こります。
また、糖尿病になると歯周病も悪化しやすくなります。
※脚気:糖の分解にビタミンB1が消費されることが関係しています。
倦怠感、食欲不振、手足のしびれ、足のむくみなどが起こります。
重症化すると心不全を起こすことも!
※ペットボトル症候群:血糖値が急激に上がることで起こる急性の糖尿病です。
糖の代わりに脂肪やタンパク質をエネルギーとして使うようになることで、血中にケトン体が生じて血液が酸性に傾きます。
重度になると意識障害を起こします。
※精神の不安定:ビタミンB1の不足は、精神の安定(きれやすい子供)にもつながります。
※味覚への影響:子供の味覚形成期に甘いものを与えすぎると、お茶やお水を飲めなくなってしまうことがあります。
水分補給としてスポーツドリンクをこまめに飲む行為は、なるべく避けましょう!
喉が少し渇いたくらいであれば、お茶やお水で水分補給をする程度で充分補えます。
激しい運動をしてたくさん汗をかく方は、脱水症や熱中症になる恐れがあるので、水分と塩分の両方を補給しなければなりません。
そこで、スポーツドリンクの代わりにオススメなのが経口補水液です。
市販の物もありますが、今回はご自身で作る方法をお教えします!
入れて振るだけなのでとても簡単に作ることができますし、適量を入れることで体への吸収効率もUPするのでオススメです!
今回のまとめ✍️
スポーツ飲料は日常的に飲むことは避け、必要なときだけにしましょう。
経口補水液レシピも是非活用してくださいね🎶
また、日頃から定期的に検診を受けたり、フッ素配合歯みがき剤で歯の質を強化しておくことも大切です。🦷🪥
かじわら歯科クリニックでは、お一人お一人にあったご提案を丁寧にさせて頂きますので、お気軽に足をお運びください!😊
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