-
ブログ
鼻うがいで口呼吸を改善?歯科医がすすめる鼻呼吸習慣のメリット
鼻うがいで口呼吸を改善!
お口と全身の健康を守るシンプルな習慣
「朝起きると口の中がカラカラになる」
「口を開けていることが多いと言われる」
「お子さんの口呼吸や歯並びが気になる」
このようなお悩みはありませんか?
実はその原因のひとつに、「鼻づまり」が隠れていることがあります。
鼻呼吸は、お口の健康を守るためにとても大切です。
今回は、歯科医院でもおすすめしているセルフケア「鼻うがい」についてご紹介します。
鼻うがいとは?
鼻うがいとは、生理食塩水などを使って鼻の中を洗浄する方法です。
鼻から入った汚れやアレルゲン、余分な鼻水などを洗い流し、鼻の通りを良くすることが期待できます。
「痛そう」「難しそう」というイメージを持たれる方もいますが、適切な方法で行えば痛みはなく、自宅で簡単に続けられるセルフケアです。
口呼吸を防ぎ、鼻呼吸をサポート
鼻が詰まっていると、無意識のうちに口呼吸になりやすくなります。
口呼吸が続くと、お口の中が乾燥しやすくなります。
唾液には、
・細菌の増殖を抑える
・汚れを洗い流す
・虫歯や歯周病を防ぐ
といった重要な働きがあります。
そのため、お口が乾燥すると、
・虫歯
・歯周病
・口臭
などのリスクが高まります。
また、口呼吸では前歯に着色汚れが付きやすくなることもあります。

口呼吸は歯並びにも影響します
本来、舌は上あごに軽く触れた位置にあるのが理想です。
しかし口呼吸が続くと舌の位置が下がりやすくなり、
・舌の筋力低下
・お口を閉じる力の低下
・歯並びへの悪影響
につながることがあります。
特に成長期のお子さんでは、慢性的な口呼吸によって上あごの成長が十分に促されず、歯並びや噛み合わせに影響する場合があります。

鼻やのどの健康にもメリットがあります
鼻の奥とのどの境目にある「上咽頭」は、鼻や口から入った空気が通る大切な場所です。
この部分には、
・ホコリ
・細菌
・ウイルス
・花粉
などが付着しやすく、炎症が起こることがあります。
鼻うがいは、こうした異物を洗い流し、鼻や上咽頭を清潔に保つサポートになります。
また、鼻の粘膜には「繊毛(せんもう)」と呼ばれる細かい毛があり、異物の侵入を防いでいます。
鼻うがいは、こうした鼻本来の防御機能が働きやすい環境づくりにも役立つと考えられています。
鼻うがいを続けることで期待できること
鼻うがいによって、
・鼻呼吸がしやすくなる
・お口の乾燥を防ぎやすくなる
・睡眠の質の改善につながる
・アレルギー症状の軽減が期待できる
・副鼻腔炎の症状改善をサポートする
などのメリットが期待できます。
鼻うがいが向かない場合もあります
次のような場合は、無理に行わないようにしましょう。
・急性中耳炎がある
・耳の痛みや症状が強い
・嚥下機能に問題がある
・鼻に重度の外傷がある
・最近鼻血が出た
・鼻づまりが非常に強い
・小さなお子さんで鼻を上手にかめない
心配な場合は耳鼻咽喉科に相談することをおすすめします。
口呼吸改善には「あいうべ体操」もおすすめ
口呼吸が続くと、お口周りや舌の筋力が低下することがあります。
そこでおすすめなのが「あいうべ体操」です。
「あ・い・う・べー」と大きくお口を動かすことで、
・舌の筋力向上
・正しい舌の位置の習慣化
・鼻呼吸のサポート
が期待できます。
特に「べー」と舌を前に出す動きは、舌のトレーニングに効果的です。
就寝中の口呼吸にはマウステーピング
普段は鼻呼吸ができていても、睡眠中に口が開いてしまう方もいます。
そのような場合は、マウステーピングが役立つことがあります。
睡眠中の口呼吸を防ぐことで、
・お口の乾燥予防
・歯ぐきの炎症予防
・いびき対策
・睡眠の質向上
などが期待できます。
ただし、鼻づまりがある状態でマウステーピングを行うと苦しくなることがあります。
まずは鼻呼吸が十分にできることを確認し、心配な方は歯科医師や耳鼻咽喉科医に相談してから行いましょう。

まとめ
鼻うがいは、鼻呼吸をサポートし、お口と全身の健康を守るためのシンプルなセルフケアです。
虫歯や歯周病の予防だけでなく、口呼吸の改善や睡眠の質向上にもつながる可能性があります。
当院では、
・口呼吸のチェック
・舌の位置や機能の評価
・お口周りの筋機能トレーニング
・お子さまの歯並び相談
なども行っています。
「口呼吸が気になる」
「お口がいつも乾燥している」
「お子さまの歯並びやお口の使い方が心配」 という方は、お気軽にご相談ください。
神奈川県鎌倉市梶原2-34-23 ⇒地図/アクセスはこちら
0467-38-5585
【診療時間】
平日:9:00~13:00 / 14:30~18:30
土曜:9:00~13:00 / 14:00~17:00
※休診日:水曜・日曜・祝日

