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子どもが歯をぶつけたら?抜けた・折れた時の正しい対処法
子どもが歯をぶつけたときは、
**「乾燥させない・触らない・すぐ受診」**がとても重要です。
保護者の方の対応によって、歯が元に戻せる可能性が大きく変わります。
子どもの歯のケガの原因

子どもの歯のケガの原因第1位は「転倒」です。
子どもは大人に比べて
・頭が大きい
・重心が高い
という特徴があり、転びやすい体のバランスをしています。
そのため、転んだ拍子に口元をぶつけてしまうことがよくあります。
歯をぶつけたときにやるべきこと
❌ やってはいけないこと
・ティッシュに包む
・水でゴシゴシ洗う
・歯の根を触る
・乾燥させる
抜けた・折れた歯の正しい対応
① 捨てない
抜けた歯は元に戻せる可能性があります。
欠けた歯も接着できることがあります。
必ず捨てずに持ってきてください。
② 洗わない
歯の根には「歯根膜」という大切な組織が付いています。
水で洗ったりこすったりすると、この組織が傷ついてしまい、
元に戻せる可能性が下がります。
汚れていても
洗わずそのまま持参してください。
③ 歯の根に触らない
歯を持つときは、必ず「歯の頭(噛む部分)」を持ちます。
根の部分を触ると、歯根膜が傷ついてしまいます。
④ 乾燥させない
歯は乾燥すると、元に戻せる可能性が大きく下がります。
保存する場合は以下のいずれかに浸してください。
・牛乳
・保存液(あれば理想)
・口の中(頬と歯ぐきの間)
・コップに入れた唾液

※難しい場合は、そのままでもよいのでとにかく早く受診してください
受診の目安(とても重要)
・歯が抜けた → 30分以内が理想(遅くても1〜2時間以内)
・歯の位置がズレた → できるだけ当日中
・痛みや出血がある → すぐ受診
早く対応するほど、歯を残せる可能性が高くなります。
歯が抜けた・ズレた場合の治療
1)麻酔をして歯を元の位置に戻す
2)必要に応じて縫合
3)ワイヤーやレジンで固定
4)一定期間後に固定を除去
5)経過観察
歯が折れた場合
折れた歯の破片を持参していただければ、接着できる場合があります。
経過観察がとても大切です
見た目が元に戻っても、それで終わりではありません。
ぶつけた歯には、後からさまざまな変化が起こることがあります。
歯の変色
歯の中の血流が止まると、黒や茶色に変色することがあります。
改善しない場合は、神経の治療(根管治療)が必要になることがあります。
※乳歯の場合は自然に戻ることもあります
歯がグラグラする・腫れる
感染が起こると
・歯がグラグラする
・歯ぐきが腫れる
・膿が出る
といった症状が出ることがあります。
乳歯と永久歯の違い
乳歯の場合
無理に元に戻さない方がよいケースもあります。
また、後から生える永久歯に影響することがあります。
(例)
・永久歯の形が変わる
・色が変わる
・生える方向がずれる
永久歯の場合
できるだけ元の位置に戻すことが重要です。
放置すると
・歯の根が吸収される
・骨と癒着する(動かなくなる)
といった問題が起こることがあります。
見た目が大丈夫でも要注意
一見問題がなさそうでも
・歯が少しズレている
・歯がめり込んでいる
ことがあります。
自己判断せず、必ず歯科医院で診察を受けましょう。
当院からのご案内
お子さまの歯のケガは、迅速な対応がとても重要です。
当院では外傷にも対応しております。
受診の際はお電話いただくと、スムーズにご案内が可能です。
少しでも気になる症状がありましたら、お早めにご相談ください。
神奈川県鎌倉市梶原2-34-23 ⇒地図/アクセスはこちら
0467-38-5585
【診療時間】
平日:9:00~13:00 / 14:30~18:30
土曜:9:00~13:00 / 14:00~17:00
※休診日:水曜・日曜・祝日

