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それ、お口の老化のサインかも??〜口腔機能低下症について〜

最近、
・ムセや咳払いが増えた
・食べ物が飲み込みづらい
・お口に水をうまく溜められない

そんな変化に心当たりはありませんか?

実はそれ、「年齢のせい」と見過ごされがちなお口の老化のサインかもしれません。

お口の老化は、食べづらくなる・飲み込みづらくなるだけでなく、
窒息や誤嚥性肺炎といった命に関わるリスクにつながることもあります。

ですがご安心ください。
お口の老化は、早めに気づき、正しく対策をすることで予防・改善が可能です。

このブログでは、
・お口の老化で何が起こるのか
・放置するとどんなリスクがあるのか
・今日からできる簡単な予防法
をわかりやすくお伝えします。


〈口腔機能低下症とは〉

噛む・飲み込む・話すといったお口の機能は、
体の筋肉と同じように、加齢とともに少しずつ衰えていきます。

例えば、
喉にある**喉頭蓋(こうとうがい)という「フタ」**の動きが悪くなると、
食べ物が気管に入りやすくなり、ムセや咳払いが増えます。

また、
・舌の力が弱くなる
・唾液の分泌が減る

と、食べ物をうまくまとめられず、喉に詰まりやすくなります。

こうしたお口の機能の低下を、口腔機能低下症と呼びます。
これは、全身の健康を損なう最初のサインとも考えられています。


「食べる」は歯だけでは成り立ちません

「食べる=噛む」と思われがちですが、実はそれだけではありません。

食べる動作には、
歯だけでなく、唇・舌・頬・喉の筋肉など、
さまざまなお口周りの組織が関わっています。

たとえ歯が残っていても、
舌や喉の動きが悪くなれば、食べることは難しくなります。

その結果、
栄養が十分に摂れなくなり、体力が低下し、
病気や怪我をしやすくなって、寝たきりにつながることもあります。

そして、それ以上に注意が必要なのが
ムセ・窒息・誤嚥性肺炎です。


〈ムセ・窒息〉

ムセとは、気管に入った異物を吐き戻そうとする体の反射です。

この動きは、実は体に大きな負担がかかります。
特にご高齢の方では、強いムセによって血管に負担がかかることもあります。

ムセで吐き戻せているうちはまだ良いのですが、
・飲み込む力が弱くなる
・吐き戻す力が弱くなる

と、食べ物が喉で止まり、窒息の危険が高まります。


〈誤嚥性肺炎〉

本来、食べ物や唾液は
食道 → 胃へと流れていきます。

しかし、飲み込む機能が低下すると、
誤って気管 → 肺へ入ってしまうことがあります。

さらに、細菌を含んだ唾液が肺に流れ込むことで、
誤嚥性肺炎を引き起こします。

頻繁な咳払いやムセは、
「誤嚥しかけているサイン」でもあります。

また、寝ている時にムセて目が覚める場合、
唾液が気管に流れ落ちている可能性も考えられます。

ただし、これらのリスクも
早期発見と予防で十分に防ぐことが可能です。


お口の衰えを防ぐために

口腔機能低下症は、歯科医院で検査を行うことができます。

自覚症状がなくても、
定期的にチェックを受けることが早めの予防につながります。


💪おすすめの口腔機能改善エクササイズ💪

① べろ回し

効果
舌・唇が鍛えられ、食べ物を喉へ送り込む力が向上します。
喉頭蓋(フタ)の動きの改善にも効果的です。

目安
朝晩10回ずつ、できれば食前に行いましょう。


② ペットボトルトレーニング

方法
2Lの空のペットボトルをくわえ、
・吸ってへこませる
・息を吹き込んでふくらませる

柔らかめのボトルで2〜3回行ったら休憩してください。
(二酸化炭素が増えるため、無理は禁物です)

効果
喉の筋肉・呼吸筋が鍛えられ、
誤嚥したものを吐き出しやすくなり、窒息しづらくなります。
肺活量やお口周りの筋肉の強化にもつながります。


③ パタカラ体操

効果

パ:唇の筋力

タ:舌の先の筋肉

カ:舌の奥・喉の筋肉・喉頭蓋

ラ:舌の先の筋肉

チェックポイント
5秒間に30回以上発音できない場合は、お口の機能が低下しているサインです。

毎日続けることで、改善が期待できます。


まとめ

お口の衰えは、気づいた時が予防のチャンスです。

「最近ちょっと気になるな」と思ったら、
ぜひ歯科医院での検査やご相談をおすすめします。

私たちと一緒に、いつまでも美味しく・安全に食べられるお口を守っていきましょう。

かじわら歯科クリニック

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