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歯磨きしてて歯茎から血が出たら。

こんにちは、かじわら歯科クリニックです。
🌸少しずつ春の陽気になってきましたね🌸
患者さんに 『歯磨きしてたら歯茎から血が出たから、出血がひどくなったら怖いので、そこはあまり磨くのやめました!』 と言われることがあります。
結論から言ってしまうと、
歯磨き時の歯茎からの出血は、磨き過ぎなどではなく、歯周病の症状です!!
出血が怖くて磨かないでいるとさらに悪化してしまいます!!
歯茎から血が出やすいというのは、歯茎に炎症があるからです。
この歯茎に炎症を起こすのはプラーク(歯垢)つまり 細菌の塊 です。
プラーク中の細菌が歯茎の中に侵入すると、その侵入を防ぐために体を守る白血球が集まり、
血管が拡張し充血が起こります。
そこに歯磨きの刺激が加わると出血するということです。
血が出るのが怖いからと言って、歯磨きをしないでいると、炎症はますます悪化してしまい、
歯茎はさらに腫れて、歯周ポケットがどんどん深くなると、歯磨きがより難しくなります。
そうすると、どんどん歯周病が進行し、歯を支えている顎の骨も壊して、歯がグラグラ揺れてしまいます。
歯磨き時の歯茎からの出血は、歯周病の治療が必要なサインです。
歯周病の状態をしっかり検査して、歯周病の原因であるプラーク(歯垢)細菌の塊を除去する歯磨きの仕方を教わりましょう。
歯周病は歯と歯の間から進行します!!
歯と歯の間のプラーク(歯垢)は歯ブラシだけの歯磨きでは取り除くことはできません!!
自分自身の歯並びや歯と歯の間の広さにあった、デンタルフロスや歯間ブラシを選んでもらい、正しい使い方を教えてもらいましょう。
歯茎の腫れは正しい歯磨きをしていると1週間程度で引き締まり、出血の量も減ってきます。
歯周病で歯を失わないために正しい歯みがきの仕方を身につけましょう!
当院では、正しい歯みがきの仕方を習慣的に行うことができるように、一人ひとりのお口の中の状態に合わせた正しい歯みがきの仕方の指導に力を入れております。
詳しくは、“かじわら歯科クリニックでの予防メニュー”もご覧ください。
早めに正しい歯みがきの仕方を身につけるためにも歯科医院への受診をお勧めいたします。
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