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今日は多くの方が気づかないうちに進行してしまう「歯周病」についてお話ししたいと思います。

歯周病ってどんな病気？🤔

歯周病とは、歯を支えている骨や歯ぐきが炎症を起こし、やがて骨が溶けてしまう病気です。

原因は「プラーク（歯垢）」と呼ばれる細菌のかたまり。

このプラークが歯と歯ぐきの間にたまり続けると、歯ぐきが腫れたり、出血したりして、最終的には歯がグラグラになって抜けてしまうこともあります。😱

しかもこの歯周病、進行しても痛くないのが厄介なところ。気づいたときにはかなり悪化していることが多いんです。

歯ブラシだけでは限界がある🪥

毎日しっかり歯磨きしているから大丈夫！

…と思っていませんか？

実は歯ブラシでは歯周ポケットの奥にたまった汚れ（プラークや歯石）を取り除くことはできません。

歯周病が進行するとこのポケットが深くなり、汚れがたまりやすくなります。

無理に歯ブラシをぐりぐり押し付けると、歯茎を傷つけて、歯茎が下がってしまうことがあるので、歯周ポケットの中のクリーニングは、歯医者さんにお任せしましょう。

お薬だけでは治せない💊

風邪のようにお薬でサッと治せたら良いのですが、歯周病はお薬だけでは治すことができません。

原因となっているプラークや歯石を取り除くことが唯一の治療法です。

つまり、自宅でのセルフケアと歯医者での専門的なクリーニングが必要不可欠です！

プロフェッショナルケアとセルフケア👨🏻‍⚕️👩🏻‍⚕️

歯周病の治療では、まず歯科医院でプラークや歯石をしっかり取り除くことから始まります。

また、進行具合によっては、歯ぐきを切開して深い部分の汚れを除去する歯周外科治療や、歯周組織再生療法が必要になることもあります。

でも、ここまで進行する前に予防できるのがベストですよね。

そして、もう1つとても大切なのは、セルフケアです。

毎日の歯磨きをちょっと工夫するだけで、歯周病のリスクは大きく減らせます。

例えば、

・歯間ブラシやフロスを取り入れる

・自分に合った歯ブラシや歯磨き粉を使う

・歯医者さんで習った磨き方や磨き残しが多かった所に気をつける

・鏡を見ながら歯磨きをしてみる

さらに、定期検診で歯医者さんのチェックを受けることで、見えない汚れや歯ぐきの状態までしっかり確認できます。

歯周病が影響を与える病気😰

・心筋梗塞

・糖尿病

・誤嚥性肺炎

・早産、低体重児出産

・アルツハイマー

・関節リウマチ　　　など…

歯周病はお口の中だけにとどまらず、血管を通って全身の様々な所に影響を及ぼす恐ろしい病気です！

歯周病は「完治しない」病気🥹

歯周病は、一度進行すると完全に元通りに治すことはできません。

でも、進行を止めたり、再発を防ぐことはできます。そのためには、日々のセルフケアと定期的な歯科医院でのメンテナンスが欠かせません。

最後に…

「自覚症状がないから大丈夫」は、歯周病において、とても危険な思い込みです⚠️

歯周病は痛みが無いまま進行していきます。

定期的に歯医者さんでチェックを受けて、自身のセルフケアも頑張っていきましょう！🦷✨

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